元自衛官のフィットネスジム

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筋トレを続けることはきつい?筋トレ初心者がトレーニングを続ける秘訣


筋トレがきついからもう続けられない!
と諦めかけていませんか?筋トレを続けることは誰にでもできることではありません。元自衛官の筆者が自身の経験をもとに、初心者の方や女性の方向けにどのように筋トレ習慣を維持すればよいのかをお教えいたします。

目次

筋トレやダイエットがきつい理由を2つの観点から解説

筋トレ初心者やダイエットしたい女性の方がまず立ちはだかる壁としては、とにかく筋トレがきついから続けることができないという悩みです。

 

すぐに身体を引き締めて結果を出したい!と思う人もいらっしゃるとは思いますが、すぐに結果が出ることはまずないでしょう。むしろ、そんなに早く結果が出るなら誰だって苦労せずに理想の身体を手にしています。

 

筋トレやダイエットなど、自分の身体に変化が起こるたいていのものは、数か月単位での長い月日がかかります。なので、数日や数週間で結果が出てこないことは当たり前なのです。

 

では、筋トレやダイエットなどがきつくて続かない理由を2つご紹介して、深く掘り下げてみましょう。

 

筋肉が少ないので基礎代謝が低い

まず、筋トレ初心者の方や女性の方、特に後者に言えることですが、筋トレをするために必要な筋肉が足りていないため、腕立て伏せやスクワットなどの基本的な筋トレが非常に難しい、ということがあげられます。

 

さらに、筋肉が少ないと基礎代謝、要するに普段の生活で消費するカロリーが低いため、痩せにくくなってしまい、「結果が出ないからやめてしまおう...」と諦めてしまうパターンが多い印象です。

 

最初は誰でも筋肉が発達していないため、初歩的なトレーニングを無理なく継続して行うことがとても重要になってきます。

 

そうすると段々と筋肉が付いてくるようになるので、普段の何気ない動作や階段の上り下りでも以前よりカロリーを消費することができるようになります。

 

つまるところ、筋トレ初心者の方や女性の方が目指すべきところは、効果的に筋トレをするための筋肉を付けることから始まります。

 

効果が目に見えてわからない

「夏までに痩せなきゃいけないのに全く見た目が変わらない!こんなに頑張って筋トレしてるのに!」と焦ってはいないでしょうか。それもそのはず、筋トレは見た目・体重の変化が分かるようになるのが数ヵ月先になることが必然です。

 

成果が出ない筋トレを毎日無理して続け、挙句の果てには筋肉痛が酷くて仕事がままならない。このようなことが過去にあって筋トレを断念した人も少なくはないと思われます。

 

今がつらくても、身体の見た目が変わらなくても、筋トレを続けるだけで確実に筋肉は付いていきます。なので、腐ることなく筋トレを継続し、数か月のんびり待つ姿勢を持つことが大事です。

 

筋トレが続かない人に向けた「トレーニングを続ける秘訣」とは

初心者が筋トレを続けることは大変難しいです。ある調査によると、筋トレを1年以上継続して出来ている人の割合は、「4%以下」だという結果が出ています。

 

つまり、100人が同じタイミングで筋トレを始めたとしても、1年後には4人以下の人たちが筋トレを続けている状態ですが、96人以上の人たちは途中で継続をやめてしまうのです。

 

ではどのようにすれば筋トレ習慣を維持できるのでしょうか。元自衛隊の筆者が体験したことを中心に、「トレーニングを続ける秘訣」をお教えします。

 

ゆるい筋トレでも習慣化させること

自分はもともとガリガリ体型だったのですが、自衛隊の生活を続けていくうちに少しづつ筋肉が付くようになり、少し食べ過ぎても太りにくい体質になりました。

 

考えられる理由としては、

  1. ほぼ毎日適度な運動と筋トレをしていた
  2. 食事と睡眠のバランスがとれており、比較的健康的な生活だった
  3. プロテインマルチビタミンなどの補助的な栄養も摂っていた

等々があげられます。

 

慣れていない人にとっては項目の1がかなりの鬼門ではありますが、逆に言うと毎日のゆるい筋トレである程度は筋肉が付いて基礎代謝が上がるため、見た目的にはかなり健康体になりました。続けることがなにより強い力になります。

 

しかも、自衛隊の生活は良くも悪くもかなりタイトなスケジュールであり、分刻みで行動をしていますので、起きる時間から寝る時間まで厳しく管理されています。

 

そのため、食事はおろか睡眠時間まで徹底しているので、否が応でも健康的な生活を送らざるを得ません。やはり、身体を変えるには健康的な生活を心掛けることが必要であると実感しました。

 

自衛隊の中には、死ぬほど追い込むトレーニングをしたり炭水化物を一切絶ってみたりして、まるでボクサーのように身体を絞る人がいましたが、それは筋トレを続けていって慣れた人が次に目指すポイントです。

 

筋トレやダイエットなどを志す人たちは、ボクサーのごとくストイックにやろう!と意気込んで自分を追い込む人がいますが、最初のうちは筋肉もあまり発達していないのでただきついだけの時間を過ごすことになります。そんなの嫌ですよね。

 

ちょっと筋肉張ってるな~と思うくらいのゆるい筋トレを続けることに加え、しっかり健康的な生活を送ることができるのであれば、結果が目に見えてくると考えます。

 

頑張らないことを頑張る

「筋トレはきつく、辛いものだ」という概念は少し昔のものです。今はスポーツ医学がかなり成長し、無理せずとも毎日継続できる力さえあれば必ず身体作りやダイエットなどは成功できると考えます。

 

実際私もかなりのなまけ癖を持っており、何かを続けて行うことが大の苦手です。筋トレなども、「やらなくてはいけない」「頑張らなければいけない」という思いのままいると、それが重圧となって押し寄せてくるため、全くもって継続維持することができませんでした。

 

そこで私は、「好きなことや興味があることなら続けることができるかもしれない」と思い、当時好きだったバスケットボールで有酸素運動をして、モテたいという邪な思いでなんとか筋トレを継続させました。

 

そして、自身のなまけ癖がうまくかみ合って功を奏したか、面倒くさい日は筋トレを一切やめてみたところ、結果的には筋肉を休めさせ十分な休息をとることができました。

 

後から調べてみたところ、筋トレで筋細胞を壊し、休息や食事で超回復させるというサイクルが自然とできていたので、自分的にはラッキーという感想でした。

 

以上の経験から、案外腹を据えて行う筋トレよりも、気楽な気持ちでやってみることが大事なのかもしれないというのが私の考えです。

 

なので、やるぞやるぞと意気込んで筋トレを行おうとしている人は、いったん肩の力を抜いて半端な気持ちで楽しんでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

きつくてつらい筋トレからゆるく楽しめる筋トレに

さて、先述した通り、初心者や女性の方にとっては筋トレというものは厳しいものであるという認識が広がっておりますが、それはちょっと語弊があります。

 

勉強においてもほぼ同じことが言えるのですが、おそらく嫌いな人が大半でしょう。しかし、何かしらを覚えるのが好きな人や問題を解くことが好きな人、また受験合格や資格取得などで目に見える達成感を味わいたいという人もいます。

 

筋トレや勉強などは、いわば単純作業です。結果が出ない単調な作業が苦手な人にとっては、これ以上つまらないことはないでしょう。

 

しかし、もし結果が付いてきたら?もし楽しみを見出せられるなら?続けることは難しくはないと考えます。

 

筋トレや勉強は手を付けるまでのハードルが高いですが、そのハードルを乗り越えてしまえばかなり大きなやりがいを感じることができるものです。

 

ハードルを乗り越えるためにも、まずはゆるく無理がない程度に筋トレを続けてみてはいかがでしょうか。